あなたは、この工事をどう思われますか?

今回トピックにあげた外壁は氷山の一角。施工に関する問題は数えきれず…あなたは、一流会社によるこのような工事をどう思われますか?

天井外壁木部とモルタルのあいだに光や風が入るほどの「チリ切れ」。
それをなんとガムテープで隠蔽した。

釘を打ち込み過ぎて、釘の役割を果たさない。このような釘打ち箇所は無数に有り。

柱断面の欠損。

右から来た梁と左からの梁が本来ほぞ穴でおさまるものが合わず、隙間が出来ている。梁は下で添木を付けてごまかした。
天井裏のほぞ穴も隙間だらけ。
天井裏で上から見て初めて分かるようなごまかしも有り。

それ以外にも私が見つけたおかしな工事を挙げます。

A. 工事の不備
横架材の寸法が不足
主要構造部の引付け金物の使用違反
室内構造用合板施工時の釘打ち方不良
床下外部の土台が浮いた寸足らず

B. 基礎工事の不備
基礎の配筋検査前、コンクリートの圧縮強度の確認もなく、 基礎コンクリートの型枠せき板を存置期間を無視して、一日ではずす
このことを指摘すると、現場関係者は「コンクリートを地下に埋め戻すのでこのままでいい」

C. 使用材木の養生不備
デッキ舞台に使用の唐松は、風雨耐久のため、軸組前に色まで指定していた2回塗りという約束は破る
なんと白木のまま組み上げ


しかも、その後、1ヶ月余も風雨にさらし放題
「上田第三木材」は県下有数の材木乾燥設備をもっており、そこで乾燥させた意味がない
軸組後の塗装では、小口の塗装ができず、耐久性が確保できない

D. その他の不備
基礎立ち上がり天端のレベル不良
筋交いの接合不良
柱と横架材の仕口の接合不良
壁量計算に基づいているとは言いがたい筋かい
構造用合板等の耐力壁の壁量不足(釘穴不備)
独立基礎部分の軸組において、保有耐力の検討不足
耐風対策不足、垂木の軒先部分の留付金具不良
外壁断熱材のハイブボードの施工不良・施工基準からの逸脱:
ナルファルト防水の塗り厚は3mm必要のところ、下地が透けて見えるほど薄い
柱・横架材にナルファルト防水が施工されていない部分が多々あり
ハイブボードと柱、梁に接する部分にラスが二重張りされていない
スリーブの周囲にラスが二重張りされていない
柱、土台、桁にラスが二重張りされていない
ラスの柱への定着に笠釘が使用されていない

E. 施工不良の指摘への的外れな回答:
「軒天見切りが汚れるから見切りの前でナルファルト防水を止めた」…


このような現場をいつでも公開しています。

 

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